Keepaの解説

知識

ここではkeepaの解説をしていきます。

keepaの基礎事項

KeepaはAmazonの価格情報とランキングをデータにしたものになります。

  • 緑の線の波形:ランキングの推移の線
  • 黒い線の波形:価格の推移の線

緑の線が下に動いたときには、ランキングが良くなった時です。

Amazonでは商品が売れるとランキングが良くなるので、波形が下にいったときに商品が売れたということになります。

またその時に価格も同様に変動している場合には、中古商品が売れているという可能性が大きいです。

新品が売れた際にもランキングが良くなるので、どちらが売れているかというのは波形からはわからないです。

ただ商品がしっかり売れているならば、中古でも売れていくので仕入れ対象としていいかと思います。

とは言っても、詳細に確認をしていくというよりも、、

これが商品が売れている証拠になるので、まずはそこだけ確認して仕入れをするかを判断してください。

その価格で売れているかをチェックする

個人的にkeepaを見ることが出来る最大のメリットがこれだと考えています。

ランキングが動いている場合には、商品が売れているというのが分かります。

冒頭とは別のkeepaの画像を見ていきますが、、

この画像で見てほしいのがランキングの線と価格の線に関係がありそうかという部分です。

この商品は4月になってからやや商品の価格が上がっています。

仮に上がっていない3月までの価格の場合には、ヒットしない可能性もあります。

この時に考えるのが「本当に上がった価格で売れるのか?」という部分です。

画像を見てみると、4月以降にもランキングが上下に動いているのが分かります。

また上がった価格も安定しているため、多少値段は下がるかもしれないですが、しっかり利益が取れて売れる商品というのが分かります。

こうやってランキングと価格の相関が重要になります。

keepa仕入れ判断

いくつかkeepaの画像を見つつ仕入れ対象になるかを解説していきたいと思います。

keepa解説:1枚目

何かの理由で一気に値段が跳ね上がった例になります。

例えば、映画が公開されるなんかが典型的な例ですね。

こういった商品は店舗にもたくさんあったりするので、一気に出品者が多くなって画像のように価格がどんどん落ちていくという傾向があります。

このkeepaの画像の商品であれば、直近であればしっかり売れることはわかるので僕の場合には仕入れてしまうことが多いです。

ただ今まで仕入れが出来なかった商品なので、店舗に複数冊ある場合があります。

その時には仕入れる冊数を減らしたり、時期によっては仕入れない可能性もあります。

この商品であれば5月の頭に一気にランキングが良くなって値段が上がっています。

仮に5月10日くらいまで、上がってから1週間くらいであれば

「まだ値段が下がっても利益が出るところで売れるだろう」

という判断で店舗にある分を仕入れてきます。

そうではなく5月の半ばくらいであれば、、

それまでランキングが下側に張り付いていたのが、徐々に大きくなって落ち着き始めているというのがわかるので「最悪±0でも売れたらいいか」くらいの感覚で1冊だけ仕入れると思います。

keepa解説:2枚目

次はかなり仕入れに迷うタイプの波形になります。

これは取得時にはAmazonの最安値が1200円以上なので、売れたら500~600円くらいの利益になる商品です。

こちらは4月までは売れている商品ですが、4月の半ばからは一切売れていない状態です。

4月の半ばまでは売れ行きは落ちても定期的に売れているのですが、どんどん売れるまでの期間が長くなっていることが分かります。

そのため売れる可能性もありますが、この商品に関してはあまり仕入れない方がいいかと思います。

ただ在庫スペースがある場合であれば、価格自体はずっと安定しているので仕入れて長期で1000円くらいの価格で持っておくというのも1つの方法です。

keepa解説:3枚目

これは仕入れない方がいい典型例になります。

ランキングの波形が動いているので確かに定期的に売れている商品です。

でもその売れている時期というのは、価格が安い時期だけで5月の価格が上がってからは一度も売れていません。

そのためこの商品を仕入れても

  • 売れないで不良在庫になる
  • 赤字で売れてしまう

こういった可能性が高いので仕入れ対象から省いた方がいいです。

keepa解説:4枚目

これは直近のデータではランキングもいいし、値段も利益が出る値段なので仕入れ対象となります。

ただkeepaの画像で見るといったん価格が上がっても、再度落ちるというのを繰り返しています。

この場合は一応仕入れても問題ないというのが僕の見解ですが、価格改定で下限を入れて販売して、一時的に高くなった時に売るという方法が必要かと思います。

なのでもし価格改定で下限を設定しないという場合には、仕入れをしないという判断でもいいかと思います。

keepa解説:5枚目

これは直近で一気に商品の価格が上がっている商品です。

波形が途中で途切れていますが、これは在庫がない場合にこういった形になります。

こういった波形の場合には途切れる前の値段を見て、どのくらいの価格で売れるかを確認する必要があります。

中古の黒い線を見てみると500円程度で定期的に売れているのが分かります。

ただ注目してほしいのが、他では見ないのですが、青い線になります。

青い線は新品の商品の価格になります。

この青い線が3000円ほどでずっと推移していて、それも途切れているので3000円で売れているというのが分かります。

なのでこの商品の場合には、もし前の価格が少し安くても、かなり高く売れる可能性があるため仕入れ対象とするという判断を僕はします。

keepaのまとめ

実際のkeepaの画像を見つつ細かく解説をしてきましたが、最初にも書いているように

まずはここだけをしっかり見て仕入れをしてけば問題ないです。

その後に慣れてきたら今回説明したような内容を考えつつ仕入れをしてみてくださいね。